小論文添削講座ポトス

接続詞 そのために、このために

(定義)

 目的の接続詞。

 目的や意図を述べた後に、後の事がらを述べる際に使われます。

 「そのために」は、主観的に自分の考えを述べる際に使われます。

 「このために」は、客観的に自分の考えを説明する際に使われます。

 

(例文)

【そのために】

・リーグ優勝することが私の目標だ。そのために毎日努力を積んでいる。

・海外のお客様が『欲しい』と思う商品を届けるには、海外のお客様の声にもっと耳を傾け、海外で開発するのが最も近い道です。そのために必要なのは、謙虚に学ぶことです。

・私の仕事は若手をより良い選手に成長させることだ。そのために、コーチたちと共に休みなく働いている。

【このために】

・ドイツの最後の原発が稼働を停止しました。このために何十年も闘ってきたので、ここまで来られてうれしい。

・県民のみなさまの命、暮らしを守りぬいていく、福井県の確かな未来を作っていく、このために、必要だという政策を盛り込んだわけであります。

・今の僕は野球だけが楽しみで、このためにずっと生きてきた。

他の接続詞もこちらで解説しています。

接続詞について (一覧と解説)

小論文添削講座ポトス

copyright (C) 2007 POTHOS. All Rights Reserved.