読み手は何を期待しているか

 入試、入社試験で小論文や作文が重要視されるようになったのは、従来の○×式の答案では受験する人々の知識については評価できても、その人間性については明らかにできないからです。外見や性格などを知るためには面接試験で補うこともできるでしょう。

 しかしそれでも、知識を理解する能力、物事を分析する能力、思考や想像を理解する能力、社会に適応する能力など、人間として欠くことのできない多くのものを知ることは難しいでしょう。つまり読み手は、そうしたことこそ知りたいと思っているのです。

「すぐに役立つ小論文の書き方」(池田一臣) P17より引用

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