結論を最後に書く自信がない場合

 一つのまとまった文章では、結論はいちばん後ろにもってくるのがふつうだと考える人が多い。しかし、実のところ、具体的な話から始めて論拠を次々と展開していき、最後に結論を書くというのは、とても難しいことである。よほど先の見通しが立てられる人や、文章を書くことに十分慣れている人は別として、この技術を短期間の練習で身につけるのは、はなはだ困難である。

 それとは別に、一応問題分析から行割りまで予定していても、書いているうちに字数の残りが少なくなり、肝心の結論が書けないこともある。

 そこで、うまく結論を後ろにもってくるのに自信のない人や、尻切れトンボお恐れのある人は

 結論を先に書いてしまえ

 ということになる。

「勝てる小論文」(西村路幸雄・村本正紀) P93より引用

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