激しい表現は避ける

 論・作文では、思想調査をしてはいけないことになっている。しかしこれは建て前であって、現実には思想上の主義主張を激しく書くのは賢いやり方ではない。

 思想上のことを書いてはいけないのではなく、他の考え方とのバランスをとって書けばよい。論旨には、それくらいのゆとりがほしい。独善的な述べ方が最もいけない。視野をひろくもって、自己の考えを堂々と述べよう。権力べったりみたいな論述がよいと思うのも大間違いである。

「日本語の文章術」(奥秋義信) P337より引用

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