できることから始めていく

 たとえば、「今すぐフルマラソンを走れ」と言われたらどうしましょう。

 迷わず、「無理だ」と即答するかと思います。

 では、「今すぐ800字の小論文を書け」と言われたらどうしましょう。

 これも、小論文を書くことに慣れていないと「無理だなぁ」と返事をしてしまうでしょう。

 物事には順序というものがあり、何の対策もしていない初心者が、いきなり過大なことを要求されても、無理だとなってしまうのです。

 ならば、フルマラソンは無理でも、1キロくらいなら走れそうじゃないですか。1キロと言わず2キロ、2キロが走れたら今度は5キロというふうに、少しずつ距離を伸ばしていけば、いずれ42キロに到達できるかもしれません。

 このように、小論文においても、少しずつ長い文章へと移行していけばいいのです。

 つまり、最初から800字と言わず、200字くらいから始めてみてはいかがでしょうか。

 そして、だんだんと書く文章を長くしていけば、いずれは800字に到達できそうです。

 書ける長さのところから始めてみるのです。

「スラスラ書ける志望所理由・小論文の超キホン講座」 石橋知也 P140より引用

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