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接続詞について (一覧と解説)
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接続詞 が、だが、ですが
接続詞 が、だが、ですが
(定義)
逆接の接続詞。
句と句・文と文を結びます。
「前で述べたある内容から予想される内容とは別の内容」「前で述べたある内容と対照的な内容」を述べる場合に使われます。
「だが」は、断定の助動詞「だ」+「が」です。「が」を強めた言い方です。
「ですが」は、断定の助動詞「だ」の丁寧語「です」+「が」です。「だが」の丁寧な言い方です。
「ですが」は丁寧な言い方で書き言葉より話し言葉でよく使われます。ですます調において使われます。「だが」は少し丁寧な言い方で書き言葉と話し言葉の両方でよく使われます。である調において使われます。「が」は書き言葉ではなく話し言葉になります。
「しかし」「ところが」などの他の接続詞は、後で述べる内容が「予想に反している」「対照的である」ことを強く強調する場合に使われるのに対し、「が」「だが」「ですが」は「予想に反している」「対照的である」ことを軽く強調する場合に使われます。
(例文)
・日本語は簡単だ。が、英語は覚えることがたくさんある。
・日本語は簡単だが、英語は覚えることがたくさんある。
・日本語は簡単だ。だが、英語は覚えることがたくさんある。
・日本語は簡単です。ですが、英語は覚えることがたくさんあります。
・今日の朝は雨だった。が、多くの人が朝の清掃に参加した。
・今日の朝は雨だったが、多くの人が朝の清掃に参加した。
・今日の朝は雨だった。だが、多くの人が朝の清掃に参加した。
・今日の朝は雨でした。ですが、多くの人が朝の清掃に参加しました。
・何度も説明書を読んだが、操作の仕方が分からかった。
・何度も説明書を読んだ。だが、操作の仕方が分からかった。
・何度も説明書を読みました。ですが、操作の仕方が分かりませんでした。
・ダイエットのため毎日3キロ走っているが、なかなか体重が減らない。
・ダイエットのため毎日3キロ走っている。だが、なかなか体重が減らない。
・ダイエットのため毎日3キロ走っています。ですが、なかなか体重が減りません。
他の接続詞もこちらで解説しています。
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