国語のコツのまとめ(考え方・勉強法・解き方)

 リンクをクリックするとコツの内容が表示されます。

考え方
勉強法
解き方
古典

 物語文(小説)

 気持ちを読む。

 ・景色・物が示すもの

 ・景色・出来事は演出

 ・テーマを読む。

 説明文と論説文

 ・説明文と論説文のちがい

 ・文章の特徴

 ・読み方の基本

 論説文の読解ポイント

 ・「事実」と「意見」がある。

 ・著者が1番伝えたいこと

 ・一字一句全て重要

 ・文章は著者の思考過程

 ・問いかけは文章のテーマ

 

 ・詩とは?

 ・詩の分類

 ・詩の表現方法

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読書をして読解力を身につけよう。

  読解力は、国語の問題を解くための基礎となる力です。

 しかし、読解力は国語の問題をいくら解いてもなかなか身につきません。

 基本的に、国語の問題は読解力を伸ばすためのものではなく読解力があるかどうかを確認するための問題です。

 国語の問題をたくさん解いても、問題を解く練習にはなりますが、読解力はなかなか身につけることができません。

 それでは読解力を身につけるためにはどうすればよいのか?

 それは、自分が「読みたい」「理解したい」と思う内容の本を、ひたすら読むことです。

 マンガ以外で何か自分に興味のある本を読んでいってください。

 車が好きなら車の本、ハリーポッターが好きならハリーポッター、ライトノベルが好きなライトノベル、歴史が好きなら歴史小説といったものを読めばいいのです。

 もし、最初、読書に抵抗がある場合は、若干字が大きめの本を買って読むとよいでしょう。

 好きな内容の本を読むことで好奇心が育ち、また本が読みたくなります。そしてその本を読むとまた好奇心が育ちまた本が読みたくなります。

 自分の好奇心にしたがってどんどん好きな本を読んでいきましょう。

 自分が心の底から「読みたい」「理解したい」と思う本を読むことによって、読解力は自然と身についてきます。

 国語の問題が、自分がおもしろいと思える内容であればいいのですが、基本的に自分の好きなテーマでないことが多いです。そして、そのように自分が「読みたい」「理解したい」と思えない文章をいくら読んでもなかなか読解力は身につきません。

 「読解力」を身につけたい方は、国語の問題をたくさん解くのではなく、自分が「読みたい」「理解したい」と心の底から思える本をたくさん読んでいきましょう。

 読書は勉強ではないと思われるかもしれませんが、読書は全教科全てに必要な読解力が身につく重要な勉強なのです。

 全ての勉強において共通すること。

 それは文章を読んで理解するということです。

 例外はありません。

 それはつまり、

 文章を理解できなければ全ての勉強は分からないということです。

 文章を理解する力のことを読解力といいます。

 文章を理解できなければ、全ての勉強は分かりません。

 

 読書をしていき読解力を身につけましょう。

分からない言葉の意味は国語辞典で調べる。

 分からない言葉に出会ったら、その言葉を国語辞典で引いて意味を調べる。

 これが国語力を育てる第一歩であり、そして全ての勉強において基本中の基本なのです。

 文章を読むとき、書かれている言葉の意味が分からなければその文章の内容は分かりません。

 また書かれている言葉の意味をまちがって解釈していたらその文章の意味をまちがってとらえてしまいます。

 国語辞典を引く労を惜しむお子様が結構多いように感じます。

 子供が勉強していて、または生活していて分からない言葉に出会ったとき、必ず辞書を引いて調べる習慣を身につけさせましょう。

 最初は、「めんどくさいな」と思っていても、辞書を引いていくうちに、だんだんと「分からない言葉の意味が分かることのおもしろさ」に気付くと思います。

物語文と説明文は読み方がちがう。

 国語の文章は大きく2つに分けることができます。

 「物語文」と「説明文」です。

 「物語文」は文章の中に登場人物が出てきてその登場人物が話しを作っていく文章です。

 「説明文」は文章の中に登場人物が出てこずに作者が説明したいことを説明する文章です。

 この2つの文章は、理解すべき内容がちがいます。

 

 物語文では登場人物の立場に立って「登場人物の気持ち」を考えてみることです。

 説明文では作者が何を言いたいのという「作者の気持ち」を理解することです。

 物語文では登場人物の気持ちによって話しが進んでいきます。

 説明文では作者の説明したい気持ちが書かれたものです。

 その気持ちを理解するのです。

 気持ちを理解できなければ文章を表面的に理解しているにすぎません。

 登場人物はどういう気持ちをもってそういう行動をしたのか?

 作者はどういう気持ちをもって何を説明したいのか?

 気持を考えながら読むことによって、初めて文章を理解することができるのです。

自分で身につけなければならないもの

 国語の問題を解くためには、

 「語彙力」「読解力」「一般常識」を身につけ、

 「問題を解くための思考過程」

 を理解する必要があります。

 この4つのうち、「問題を解くための思考過程」は教えることができますが、「語彙力」「読解力」「一般常識」は教えることができません。

 「読解力」「語彙力」「一般常識」がない状態でどんなに「問題の解くための思考過程」を勉強しても、問題文が理解できないので「問題を解くための思考過程」を活用することができず問題を解くことができません。

 「読解力」「語彙力」「一般常識」、この3つは自分自身で身につけるべきのものです。

 そのことを知っておきましょう。

小学校の国語と中学校以上の国語のちがい

 小学校で国語はそんなに成績がわるくなかったのに、中学校に入ると国語が苦手になってしまうお子様がいらっしゃいます。

 それは、小学校の国語の問題は、「文章を正しく読めているかどうかを確認する問題」だったのが、中学校に入ってから、国語の問題が「文章を理解しているかどうかを確認する問題」に変わったからです。

 そして、小学校では正しく読むことは教えていましたが、理解することは教えてないため、中学校に入って国語の点数が下がってしまうお子様が多いのです。

 「文章を正しく読む」ことと「文章の内容を理解する」ことは全く別のことです。

 小学校で文章を理解する練習をしているのは、中学受験の勉強をしているお子様ぐらいしかいらっしゃらないと思います。

 学校で普通に勉強している限り、「正しく読む」という認識しかないはずです。

 「文章を正しく読む」ことと「文章の内容を理解する」ことは全く別のことであると認識し、文章を理解することを意識して勉強することが大切です。

語彙力(ごいりょく)の身につけ方

 国語の文章は、小学生、中学生、高校生と学年が上がるにつれ、使われる言葉が難しくなってきます。

 そして、言葉自体の意味が分からない言葉が多ければ多いほど、当然文章を理解することができなくなってきます。

 語彙力(ごいりょく)がなくては文章を理解することができません。 

 それでは語彙力はどのようにして身につければよいのでしょうか?

 語彙力の一番いい身につけ方、それは文章を通して、つまり文脈から理解していくことです。

 入試によく出る国語の重要単語集等を使った方が、効率よく覚えれそうな感じですが、少し考えて見てください。

 今、あなたが理解している言葉は、「日常生活でよく使われる重要日本語集」みたいなもので理解されましたか?

 ちがうと思います。

 全て日常生活の中で、その生活の中で言葉がどのように使われているかを理解して、その言葉の意味を理解していったはずです。

 言葉は、文章内でどのような感じの意味で使われているかを理解することによって理解し、そしてさらに辞書を引いてその言葉の意味の理解を深めていくのが最もよい言葉の理解の仕方です。

 実際に入試で必要とされる語彙力を身につけるためには、かなりの本を読まなければなりません。3〜5冊ぐらいでは効果はありません。できるだけたくさんの本を読むことです。

 その際、物語文に出題される語彙は小説のような日頃よく読む本から身につけることができるのですが、説明文に出題される語彙は日頃なかなか読まないような説明文タイプの本を読まないと身につきません。

 小説は自然と読んでいけると思いますが、説明文タイプの文章も自分の好きなテーマについての本でいいので読んでいきましょう。

 物語文読解に必要な語彙力、説明文読解に必要な語彙力の両方を身につけることが大切です。

常識の身につけ方

 国語で出題される文章は、SF・ファンタジーの世界ではなく、全て現実をもとに書かれています。

 つまり、著者が書く文章の土台となった現実がある程度分かっていないと、著者の言いたいことが深く理解することができません。

 確かに全て文字で表現され、必要な部分は説明されていますが、その文字が伝えたい内容は、現実の出来事や物事なのです。

 説明文で著者が見ている現実を理解するためには、ニュースや新聞等を日頃から読んでおく必要があります。

 また、物語文での「状況」や「出来事」を理解するためには、出題されるような文章の内容に近い、映画やドラマ等を見ることも大切です。

 そして、映画やドラマを通して常識を知っていくだけではなく、日常で自分自身がいろいろな経験を実際に積み自分の世界を広げていくことが大切です。

 現実世界における常識も勉強していきましょう。

論説文には「事実」と「意見」がある。

 論説文の内容は、大きく2つに分けることができます。

 それは「事実」と「著者の意見」です。

 そして説明文を理解するということは、「著者の一番言いたいこと」を理解することです。

 論説文は、著者がすごく説明したい自分だけの特別な意見があって、その意見を説明するための文章です。そして、その意見は、「事実」について「私はこのように考える」といった形で書かれています。

 まず、論説文はそのようなものであるという認識を持つべきです。

 そして、著者が「どのような事実」から「どのように考えているか」を理解していき、そして文章全体を通して、著者の1番言いたいことを「理解する」ことが大切です。

論説文で著者が伝えたいのは著者の特別な考え

 文章の終わりが「思う」「考える」とあったら、それは著者の考えであるという考え方がありますが、その内容が著者の「特別な考え」ではなく、「一般的な考え」という場合があります。

 文章の終わりが「思う」「考える」で終わっているから、その前に書かれているのは著者の意見であるという考え方は、本当に理解しなければならない「著者の特別な考え」を理解するうえでの妨げになります。

 確かに、著者は「一般的な考え」を考えたりもします。

 しかし、読んでいる人に伝えたいのは自分だけの「特別な考え」なのです。

 「一般的な考え」と「著者の特別な考え」を混同しないようにしましょう。

論説文の一字一句は全て重要である。

 注意してもらいたいのが、「逆説の接続詞の後には必ず重要なことが書かれている」などといった、意味不明の受験テクニックにまどわされないことです。

 文章には「重要なところ」と「重要でないところ」があるという考えは文章の理解の妨げになります。

 書かれている文章は、つまり一字一句、全ての文、全ての段落、それらは全て必要だから書かれているのです。

 必要ででなかったら書かれていません。著者が自分の考えを伝えるために必要だから書かれているのです。

 そして全ての文、全ての段落はばらばらではなく1つにつながってて、文章全てが、著者が自分の意見を説明したいと思って書かれたものなのです。

 要するに、重要なところと重要でないところがあるのではなく、全て重要なのです。

 全てを理解して、初めて著者の意見を理解することができるのです。

論説文は著者の思考を文章にしたもの

 わざわざこのことを言うのは、「論説文に書かれている内容」と「著者の心・気持ち・考え」は完全に同じものではないからです。

 論説文は著者の考えを文字で表現した、著者の考えに限りなく近いものだと思ってください。

 「心・気持ち・考え」というものはどんなに言葉で表現しようとしても伝えきれないものがあります。それは、説明文でも同じです。

 論説文に書かれている内容を文章として理解することも大事ですが、問題によっては文章に書かれていない「文章を書くにあたって著者が考えた内容」「文章を書く原動力となった著者の心」を読み取ることも重要になってきます。

 文章に書かれている内容を理解するだけではなく、文章に書かれていない「文章を書くにあたって著者が考えた内容」「文章を書く原動力となった著者の心」を文章を通して読みとることこそが、本当の意味で論説文を理解することなのです。

物語文(小説)の登場人物の気持ちの読み取り方

 小説の内容は、構造的に大きく4つに分けることができます。

 それは、「状況」「出来事」「登場人物の気持ち」「登場人物の行動」です。

 「状況」「出来事」「登場人物の行動」は必ず文章に書かれていますが、「登場人物の気持ち」は省略されていることが多いです。

 その省略されている「登場人物の気持」を答える問題が出題されます。

 省略されている「登場人物の気持」は書かれていないのにどうやって読みとるのか?

 それは、「状況」「出来事」「登場人物の行動」から、「登場人物の気持ち」を考えるのです。

 こういう状況で、こういう出来事が起きて、登場人物はこのように言い、または行動した。ということはつまり、登場人物の気持は〇〇であると考えるのです。

 その際、読み取る登場人物の「性別」「年齢」「性格」「その登場人物の過去」等を考慮して読み取るように注意しましょう。

 人によっては、同じ出来事でも思うことが違ってくるということです。老人の男と小さな女の子では、同じ「状況」「出来事」でも、思う内容が当然異なってきます。

 「状況」「出来事」「登場人物の行動」、そして「性別」「年齢」「性格」「その登場人物の過去」を考慮し、その登場人物の立場に立って考えて登場人物の気持を読み取りましょう。

物語文(小説)の景色・物などが示しているもの

 登場人物の気持ちは、登場人物の「言葉」「行動」から読み取るだけではなく、文章中に書かれた景色や物によって表現される場合もあります。

 例えば、登場人物の悲しい気持ちを雨で表現したり、すっきりとした気持ちを青空で表現したりといったことです。

 ドラマ・映画等と同じです。

 登場人物がすごく悲しい気持ちのとき、登場人物が泣いていてそのまわりでは空が暗く雨や雪が降っている場面を見たことはありませんか?

 また、登場人物が喜びに満ちているハッピーエンドの風景は雲ひとつない晴天であったり。

 これらは、映画やドラマの監督の演出と同じで、著者の演出と思えば分かりやすいです。

 風景・物などにも注意をはらい、登場人物の心情を読み取りましょう。

物語文(小説)の風景・出来事などは著者の演出

 小説(物語文)において理解しなければならない内容ではありませんが、小説は著者が物語を通して伝えたいことがあって書かれたものです。

 「家族のきずな」「友情の大切さ」といった著者が大切だと思っている内容を「物語」という形で伝えようとしているのです。

 そして、その物語内の風景・出来事などは全て著者が伝えたい内容を伝えるための演出なのです。

 「走れメロス」で考えてみると分かりやすいです。

 「走れメロス」で著者が伝えたい内容は、「どんな困難があっても友達を裏切らないことが大切である」ということです。そして、そのための演出として、メロスにさまざまな困難が降りかかってきます。

 もし、「走れメロス」において、メロスに様々な困難が降りかからなければ、話しが平凡に終わり、読んでいる人も友情の大切さを理解できないでしょう。

 全ては演出であり、全てに意味があるのです。

 そこまで、読み取る必要はありませんが、そうすることによって話しの流れが明確に理解でき、主人公を通して著者が伝えたい内容が見えてきて、そしてそのことから登場人物の気持ちを間接的に理解できる場合もあります。

 そういった視点でも物語文(小説)を読んでいくと、より深く理解することができます。

 物語文(小説)において、景色・出来事は著者の伝えたい内容を伝えるための著者の演出なのです。

「自分の感想」が答えではない。

 多くのお子様が分かっていないことですが、国語の問題はその文章を読んであなたがどう思うかという感想を聞いているものではなく、文章の内容を理解することができるかどうかを確認している問題ということです。

 説明文では「著者の考え」を、物語文では「登場人物の気持ち」を理解することができるかを確認するのが国語の問題なのです。

 まず、その点を理解しなければなりません。

 「自分はこの文章を読んでこういうふうに思う」「この登場人物はかわいそうだ」とか自分の感想を答えに書くものではありません。

 感想文なら自分の思った感想を書いてもいいですが、国語の問題は違うのです。

 それが、分かっていないお子様が多いです。

 国語の問題は、あなたの感想を聞いているものではありません。

 文章の内容を理解しているかどうかを確認しているのです。

 まず、国語の問題を解く際の認識を変えましょう。

「答え」は本文を根拠として論理的に導き出す。

 国語の問題は感想を聞いているのもではないと言いましたが、国語の答えは、本文を根拠にして論理的に導き出すものです。

 国語の答えは、必ず本文を根拠として導き出せるものが答えになります。

 そして、本文を根拠としていない答えはまちがいということです。

 この問題を解く上での考え方は、中学校で学習する数学の証明問題に近いものだと思ってください。

 数学の証明問題は、問題文を根拠として論理的に考えて証明したい内容を導き出します。

 答えに「自分の感想」を書くのではなく、本文を根拠として、答えを論理的に導き出しましょう。

「答え」は探すのではなく文章を理解し答える。

 国語ができない子にありがちなのが、文章を理解せずに、文章から答えになりそうな答えを探してから答えていることです。

 国語の問題は、文章を理解しなければ答えることができないようになっています。

 文章を理解せずに、ただ答えになりそうな言葉を探しても、本当に正しい答えは見つかりません。

 そして、「答えを探そう、探そう」と文章を見ていると、結果的に文章を理解することができません。

 国語の問題は答えを探すものではなく、文章を理解して答えるものです。

 文章を理解せずに、いつも答えを探して答えているお子様は、

 国語の答えは文章の中から探すものではなく文章を理解してから答えるもの

 と考えを改めましょう。

質問されている内容に正しく答える。

 国語の問題の特性として、他の科目と比較して質問の内容が難しいです。

 そして、国語においては、答えなければ内容が単純でないため、よく聞かれている内容を答えていないお子様が見られます。

 あたりまえですが、聞かれている内容を正しく答えることが大切です。

 よくありがちな例をあげれば

 「○○はどんな人ですか」という質問に対しては、「やさしい」ではなく「やさしい人」と答えなければなりません。

 「どんなことですか」という質問には「○○なこと」と最後にしっかり「こと」をつけて答える。

 「どうして」と理由をたずねている問題には、「〜から」「〜のため」と答える。

 それが質問されている内容に正しく答えるということです。

 今、あげた例は簡単な例ですが、中には難しい内容をたずねている問題もあります。

 そういった場合、よく問題の内容を理解して、何を答えなければならないかはっきり理解してから答えることが重要です。

 問題の内容をよく理解し、質問されている内容を正しく答えましょう。

文章全体を理解し、1番いい表現を使う。

 国語の記述問題で解答する際、本文中にはいろいろな言葉が使われていてどの言葉を使えばいいか迷ってしまいますが、質問されている内容の本質を表現することのできる一番いい言葉を使うように心がけましょう。

 本文には答えを書くにあたって1番いい言葉、2番目にいい言葉、3番目にいい言葉が存在していると考えたほうが分かりやすいかもしれません。

 本文には似たような意味の言葉がたくさん使われていたりしますが、実際異なる言葉を使っているのは、やはり微妙な意味のちがいがありそのような言葉を使っているのです。

 本当に全く同じ意味なのなら、全く同じ言いまわしを使っています。

 そして、「どの言葉が質問されている内容の本質か」を分かるためには文章全体を理解する必要があります。

 文章全体を理解し一番いい表現を使いましょう。

字数制限内におさまるよう解答の語句をけずる。

 記述問題では、字数制限があることが多いですが、その字数で書くことのできる最善の答えを書きましょう。

 文章において特に重要な部分は「主語」と「述語」です。

 「主語」「述語」は修飾語句が文章における「肉」だとしたら、文章における「骨」に該当します。

 国語の記述問題において、解答の字数が字数制限を越える場合は、重要でない部分、つまり「主語と述語ではない修飾語句」の重要でない語句から削っていきましょう。

文法的に正しい答えを書く。

 国語(現代文)では、他の科目とちがって語句等ではなく、文で答える問題が多いです。

 その際、文法的にまちがった答えを書いているお子様が多いです。

 せっかく、正しい答えの内容が頭の中で分かっていても、答えとして書いた文章が文法的にまちがっていたら、その答えは減点もしくは不正解になっています。

 基本中の基本として、主語と述語を必ず書くように注意して書きましょう。

 文には命令文をのぞき必ず主語と述語があります。

 また、答えとしてかなり長い文章を書く場合は、文全体の構造が文法的に正しいかチェックすることが大切です。

 減点されないように、文法的に正しい答えを書きましょう。

本文を根拠として導き出せるものを選ぶ。

 選択問題において答えを選ぶとき、本文を根拠として導き出せるものを選びましょう。

 よくありがちなのが、

 ・自分が「いいことを書いているな」と思う選択肢を選んでしまうこと

 ・本文と同じ言葉が使われていたり、部分的には一緒だったりする答えを選んだりすること

 です。

 自分の感想が「答え」ではありません。

 本文と同じ言葉が使われていたり部分的に一緒だったら正しいわけでもないです。

 質問されている内容に対し、本文を根拠として論理的に導き出せる答えが正解なのです。

漢字は「部首」を理解し意味を理解

 漢字は、ただそのまま無意味に覚えようしてもなかなか覚えにくいです。

 「へん」「つくり」「かんむり」「あし」「かまえ」「たれ」「にょう」といった漢字を構成する要素である「部首」の意味から理解していくと、覚えやすいです。

 漢字は、部首が組み合わさって意味を作っています。

 そして、すべての部首には意味があります。

 漢字をただ無意味な記号の集合として覚えようとするのではなく、

 漢字を構成する「部首」の意味を理解し「なぜそのような意味になるのか」ということを理解することが大切です。

 何度も書いて無理矢理覚える方法もありますが、結局それは理解しようとしているのではなく意味なく覚えようとしているのです。

漢字の熟語を工夫してまとめて覚える。

 一つ一つ覚えにくい漢字の熟語もまとめると覚えやすくなります。

 ここでは2つ例を紹介します。

 まず意味の反対のもの同士をまとめる例を紹介します。

 「故意」と「過失」

 「模型」と「実物」

 「異常」と「正常」

 「権利」と「義務」

 「温暖」と「寒冷」

 このように意味の反対のもの同士をまとめると、一つで覚えるよりも覚えやすくなります。

 次に意味の似たもの同士をまとめる例を紹介します。

 「至急」と「早急」

 「辞任」と「辞職」

 「討論」と「討議」

 「値段」と「価格」

 「任務」と「職務」

 まとめ方は他にもいろいろあります。

 ただ熟語を覚えようとするのではなく、ちょっと工夫してみましょう。

「古文の勉強」は「外国語の勉強」

 古文は科目の分類では、国語の中の1科目です。

 国語というのは、日本語の勉強であるという先入観から、古文も日本語の勉強の一部だと思って勉強している人が多いですが、古文は本当に日本語の勉強なのでしょうか?

 古文は、「ひらがな・漢字」こそ使われていますが、現代の日本語と「ことば」「文法」が異なっており、現代の日本語と比べたらまさに外国語みたいなものです。

 外国語とは別の国の言葉という意味ですが、

 それでは、古文はどういう国の言葉なのかというと、

 古文は、「古代・中世の日本」の言葉なのです。

 古文の勉強とは、「古代・中世の日本」という外国の言葉を勉強すること。

 そのように考えて、つまり英語と同じように勉強していった方がいいのです。 

 英語の勉強では「英文法」「英単語・熟語・表現」を基礎から理解していきますよね?

 古文も、英語と同じように、しっかりと「文法」「単語・熟語・表現」を基礎から理解していくことが大切なのです。

 古文は、日本語だと思わず外国語だと思って、英語と同じように勉強していきましょう。

「古文の文法」の理解の仕方

 文法とはやはり文章中で意味をなすものです。

 文法の意味だけ理解しようとしても、やはりその前後の文脈がなければ、その文法の本当の意味が理解できません。

 私達は日本語の文法を、文法の参考書・問題集を使ってではなく、自分の身の周りの人との会話や自分の目にふれるさまざまな言葉から学んでいったはずです。

 「古文の文法」は、実際に文章中でどのようにその文法が使われているか文脈を通して理解し、そして参考書等を活用して理解を深めていきましょう。

 なお、「古文の文法」を理解していく文章は、教科書の文章がよいと思います。

 古文の入試問題を読解していくうえで、「用言の活用」「助動詞の意味・活用・接続」「助詞」等について考えて読む時間はありません。

 私達が普段使っている日本語と同じように、条件反射で分かるようになりましょう。

古文単語の意味の覚え方

 まず、学校で使っている「古文の教科書」と同じ教科書を、教科書が買える書店で購入しましょう。

 その新しく買った古文の教科書は、古文単語を覚えるために使います。

 教科書の中のそれぞれの古文の文章において、

 その文章において覚えるべき古文単語に蛍光ペンを引いていきましょう。

 そして、その単語が実際に使われている文章の中で意味を覚えていきましょう。

 言葉は、実際に使われている文の中で理解して言った方が、深く理解できますし、記憶にも残ります。

 

 教科書の文章の中で古文単語の意味を覚えていきましょう。

古代日本の「時代背景・常識・価値観」を理解

 古文は、古代日本を舞台として書かれた文章です。

 現代の我々日本人とは、生きている時代も違いますし、価値観・常識もちがいます。

 やはり、古文を理解するためには、当時の時代背景、人々の価値観・常識を理解しておくことが文章の理解の助けになります。

 学校の古文の授業において、「単語」「文法」だけに注意するのではなく、古文の文章を読んでいく中で、「古代日本の時代背景、人々の価値観・常識」についても注意して読んでいきましょう。

古文では「省略されている主語」を考える。

 古文の文章の大きな特徴は、一度文章に登場した人物、または、文脈から分かる人物は省略されていることが多いです。

 現在の我々は、主語が明確な文章に慣れ親しんでしまっているので、古文の文章にとまどうのです。

 主語を理解する方法は、使われている動詞が「尊敬語」か「謙譲語」かで判別したり、話しの流れ、つまり、文脈から論理的に考えて導き出します。

 そして、主語が省略されている理由は、

 「文脈(文の流れ)から考えると普通に分かる。」

 から書いていないのです。

 「接続助詞の前後で主語が変わることが多い?」といったような、受験のテクニックなようなもので古文の主語を分かろうとするのはやめましょう。確実ではありません。

 1番確実な方法は、

 「主語を文脈から論理的に考えて導き出すこと」です。

 古文において、主語を理解することは文章理解の第一歩です。

 そして、「文の主語をまちがえる」ということは、「文章の理解をまちがえる」ことです。

 常日頃から、主語が省略されている場合は

 「文脈から論理的に考えて導き出す」

 ようにしていきましょう。

 

 

長い文は接続助詞で区切り、1文1文理解

 古文は非常に文が長いです。

 一文とは、文の最初から最後句読点の「。」で終わるところまでですが、文が接続助詞で多くつながり、非常に長い文になっています。 

 現代文で考えてみると、

 「○○して、○○になって、○○で、○○して、○○した。」

 という感じです。

 このような文章の構造は、やはり現代の我々には理解しにくいです。

 現代文に近い形で理解しようとするには、接続助詞で一文一文区切って読むと読みやすいです。

 接続助詞で区切っても、その前後は文として成り立っているので問題はありません。

 前後の文はつながりがあることを認識して読めば大丈夫です。

 この際、接続助詞で区切られている場合は、文であり、文には必ず主語があります。もし主語が示されてなければ必ず主語は何かを考えましょう。

 長い文章を、長い文として理解するのではなく、一文一文区切って理解していきましょう。

「漢文の勉強」は「外国語の勉強」

 漢文は、「古代・中世の中国」の言葉です。

 漢文の勉強とは、「古代・中世の中国」という外国の言葉を勉強することです。

 そのように考えて、つまり英語と同じように勉強していった方がいいのです。 

 英語の勉強では「英文法」「英単語・熟語・表現」を基礎から理解していきますよね?

 漢文も、英語と同じように、しっかりと「文法」「単語・熟語・表現」を基礎から理解していくことが大切なのです。

 漢文は、日本語だと思わず外国語だと思って、英語と同じように勉強していきましょう。

漢文における文法(句形)の理解の仕方

 漢文における文法が「句形」です。

 句形とは文のパターンです。

 英語においても、「現在進行形」「現在完了形」など、それぞれの文法において文のパターンがありますよね。

 それらと同じです。

 句形は、漢文の文章の中で実際にどのように使われているか理解し、文法の参考書などでその句形について理解を深めましょう。

 

漢文における単語の理解の仕方

 漢文で使われる漢字には、現在我々が使っている漢字と同じでも、現在では使われない意味を使ったりします。

 また、熟語となり、中国特有の物事を表したりする場合もあります。

 英語には「英単語」、古文には「古文単語」があるのと同じように、

 漢文には「漢文単語」があると思われてください。

 教科書で漢文の文章を読んでいくなかで、その「漢文単語」についても意識し、その意味を覚えていきましょう。

古代中国の「時代背景・常識・価値観」を理解

 漢文の世界に登場する人物は、やはり現在の我々とは全く異なる時代に生きた異なる価値観をもつ人です。

 その当時の中国の人々が生きていた「時代背景・常識・価値観」を理解することが重要です。

 教科書の文章を読んでいくうえで、「時代背景・常識・価値観」についても注意して読んでいき、古代中国の「時代背景・常識・価値観」を理解していきましょう。

漢文のまま読んでいく。

 漢文は書き下ろして日本語にすることができますが、

 漢文は、日本語ではなく「古代中国の言葉」なのです。

 そして、漢文は漢字が使われている点では日本語に近いですが、文の構造的には英語に近いです。

 漢文を読解していく際は、全て書き下ろし文にして読むのではなく、

 漢文の文の構造を、

 英語と同じように

 S(主語)V(動詞)O(目的語)C(補語)M(修飾語)としてとらえ、

 漢文を漢文のまま読んでいきましょう。

 それが、自然な漢文の読み方なのです。

入試に出そうな言葉の意味

 入試に出そうな言葉の意味が分かりたい。

 このように考えるのは、受験生は多いと思います。

 入試に出そうな言葉の意味が分かるようになる方法を紹介します。

 1 新聞を読む。

 2 ニュースを見る。

 3 自分で読みたい本を図書館で借りて読む。

 4 入試に出題された本を調べて図書館で借りて読む。

 この4つの方法のうち

 4 入試に出題された本を調べて図書館で借りて読む。

 が1番良い方法のように思われますが

 残りの3つの方法

 1 新聞を読む。

 2 ニュースを見る。

 3 自で読みたい本を図書館で借りて読む。

 を普段からしていれば、入試に出そうな言葉の意味はだいたい分かるようになると思います。

 

 「入試に出そうな言葉の意味」を特別に勉強しよう

 と思うのではなく、

 普段から、新聞・ニュース・いろいろな本にふれていきましょう。

国語の文章で1番大事なところ

 それは、全部だと思ってください。

 文章の文は、それぞれ役割がちがうだけで、全て大事です。

 ただ、果たす役割が違うだけなのです。

 その役割に、「ある役割は大事」で「ある役割は大事ではない」ということはありません。

 大事だから、その文が書かれているのです。

 大事でなかったらその文がは書かれていません。

 仮に結論が大事としましょう。

 今、上に書かれた文章を結論だけにしてみたらどうなるでしょうか?

 国語の文章で1番大事なところ

 それは全部だと思ってください。

 「今、書いた文章」と、「その前に書かれた文章」を比べてみてください。

 「その前に書かれた文章」の結論以外の部分は本当に大事でないでしょうか?

 大事なのが分かりますよね。

 

 文章のそれぞれの文は、ただ、役割がちがうだけです。全て大事なのです。

小説(物語文)にはテーマがある。

 小説(物語文)にはテーマがあります。

 それは、

 「友情の大切さ」だったり

 「青春のせつなさ」だったり

 「人生のすばらしさ」だったり

 です。

 また、複数のテーマがつまっていたりする場合もあります。

 

 例えば「走れメロス」だと、

 「どんな困難でもあきらめないこと」

 「友情の大切さ」

 「人を信じることの大切さ」

 です。

 小説(物語文)を読むとき、テーマは何かと考えながら読む必要はありませんが、小説(物語文)にはテーマがあるということを知っておきましょう。

漢文の「置き字」を読まない理由

 漢文の「於」「而」などの置き字を読まない理由

 それは、漢文を日本語にして読むルールを決めた人が、読まないと決めたからです。

 漢文いうのは、古代中国語を日本語にして読む日本でできたルールを学ぶものです。

 サッカーで、ゴールキーパー以外手を使ったらいけないのと同じです。

 サッカーでゴールキーパー以外手を使ったらいけないのは、サッカーのルールを決めた人がそのように決めたから。

 ただそれだけです。

 読まないルールだから読まないのです。

 ちなみに、中国人の人達は読みます。それが中国のルールだからです。

 読まないルールだから読まない。

 ただ、それだけなのです。

漢文に「返り点」をつける理由

 漢文というのは、中国語を日本語として読むためのルールを学ぶものです。

 「返り点」をつけるのは、日本語として読んでおかしくない語順にするためです。

 別の考え方をすれば、日本語として読んでおかしくない語順を考えれば、それが自然に返り点をつけて読む順番になるということです。

 ちなみに、「返り点」をつけて読むのは日本人だけで、中国の人達は返り点をつけて語句の順番を変えて読んだりしません。

 書かれたままの順番で読むのが、中国語だからです。

 漢文は、中国語を日本語として読むために並び変えて読むものなのです。

 決して、中国語そのものを学んでいるのではないのです。

文章と同じ言葉に注意

 選択問題の答えを選ぶ際に注意しなければならないのが、文章と同じ言葉・表現をそのまま使っている答えです。

 「文章と同じ言葉・表現が使われている」=「正しい答え」ではありません。

 ほとんどの場合、文章と同じ言葉・表現は部分的に使われているにすぎません。

 部分的に使われているだけで「選択肢の文章」の全体を見れば「問題となっている文章」と内容がことなっていることが多いです。

 「同じ言葉が使われているかどうか」

 ではなく、

 「内容があっているかどうか」をを考えましょう。

文章の言い換えが答え

 選択問題の答えは、文章に書かれている内容を

 「言い換えたもの」

 だとも言えます。

 この際、意識すべきなのが「別の言葉を使って言い換えている」ということです。

 文章に書かれている内容を言い換えたものはどれか?

 という目で選択肢となる答えをみていくことが大切です。

消去法はしない。

 「消去法」というのは、結局正しい答えが分からないからすることです。

 消去法で選んだ答えは、結局、その答えが正しいかどうか分かっていないのです。

 「正しいかどうか分からない答え」を選んでいること自体おかしいと思いませんか?

 

 選択問題を本当にまちがえたくないのなら、正しい答えが明確に分かる実力・考え方を身につけるべきです。

 

 「分からないときは消去法で答えればいいや!」

 と思っている限りは、「選択問題の正しい答えを導き出す力」は身につきません。

 消去法に頼るのではなく、自分の実力に頼れるようになりましょう。

問いかけは文章のテーマ

 論説文(説明文)には、よく文章中に「著者の問いかけ」があります。

 「情報化社会とは何か?」

 「人類の文明の起源は?」

 とかです。

 

 そういった「著者の問いかけ」とは何か?

 それは、あたりまえのことですが、

 「そのことについて著者が疑問を持っている」

 ということです。

 「著者の疑問」=「文章のテーマ」です。

 論説文(説明文)を読んでいく際は、文章のテーマを意識して読むと理解しやすいです。

 

 そして、さらに知っておいてもらいたいのが

 「著者の疑問を解決するために著者がいろいろ考えて最後に結論を出す。」

 のが論説文(説明文)だということです。

 「著者の問いかけ」の意味をしっかりと理解しましょう。

 

説明文と論説文のちがい

 説明文とは、ある事がらについて、わかりやすく説明した文章です。

 文章の目的は、わかりやすく説明することです。

 論説文とは、ある事がらについて、自分の意見(考え)が正しいことを、筋道立てて正しいと証明する文章です。

 文章の目的は、自分の意見(考え)が正しいことを証明することです。

 文章に書かれている内容も大きくちがいます。

 説明文には、「理由」と「結論」、または「原因」と「結果」が書かれています。

 論説文には、「事実」と「意見」が書かれています。

 文章を読む際のポイントは、

 説明文は、「理由」と「結論」、または「原因」と「結果」のつながりを意識する。

 論説文は、「事実」に対する「意見」を意識する。

 以上が、説明文と論説文の基本的なちがいになります。 

 

説明文と論説文の文章の特徴

 特徴は大きく5つあります。

 その1

 指示語が多く使われている。

 指示語とは、「あることを指し示す言葉」であり、

 文中の語句・事がら・前の文・段落を指したります。

 (例)この、これ、その、それ、このように

 文章を読む際は、指示語が示す内容が何か理解しながら読まなければなりません。

 

 その2

 接続語が多く使われている。

 接続とは、語と語、文と文をつなぎ、

 「語と語、文と文の関係がどのような関係であるか」を示す言葉です。

 (例)しかし、または、つまり

 文章を読む際は、接続後でつながれている文と文の関係を理解しながら読まなければなりません。

 

 その3

 専門用語が多く使われている。

 つまり、日常の会話ではあまり使われない言葉がたくさん使われます。

 (例)客観、抽象、円滑、グローバル

 文章を理解するためには、専門用語の意味が正しく分からなければなりません。

 日頃、語彙力(ごいりょく)を伸ばしていく勉強をしていくことが大切です。

 

 その4

 文章の構成は大きく3つに分けられる。

 序論(じょろん)

 話題や問題を提示する。

 本論(ほんろん)

 話題・問題について説明・解説する。

 結論(けつろん)

 説明や考えのまとめ

 

 その5

 文章の構成・展開が、論理的で筋道のはっきりした流れになっている。

 文章の構成・展開のパターンは、大きく次の4つに分けられます。

 

 基本型

 図1

 双括(そうかつ)型

 図2

 尾括(びかつ)型

 図3

 頭括(とうかつ)型

 図4

説明文と論説文の基本的な読み方

 基本は、次の2つです。

 

 1 指示語の示す「語句・事がら・前の文・段落」などを理解しながら読む。

 2 接続語が示す「語と語」「文と文」のつながりを理解しながら読む。

 この2つの基本は、文章を理解するために必要不可欠なことです。

 ただ、なんとなく読むのではなく、

 指示語が示す「語句・事がら・前の文・段落」

 接続語が示す「語と語」「文と文」のつながり

 を理解しながら読んでいきましょう。

詩とは?

 詩とは、短い言葉の中に作者が深く感じたことを表現したものです。

 数行がひとかたまりになった「連(れん)」がいくつか集まり、詩の全体を構成します。

 詩の連は、普通の文章でいうと「段落」にあたります。

 ただ、文章の「段落」とちがうところは、

 「連」と「連」の間は、普通一行あける形になっているところです。

詩の分類

 詩は、用語・形式・内容から次のように分類されます。

 1 用語による分類

 (1)文語詩

    昔の書き言葉(文語体)で書かれた詩

    (例)   

    われは海の子

    海のあなた

    国に帰らん

   

    「われ」「あなた(=かなた)」「帰らん」が文語になります。

  (2)口語詩

    現代の言葉(口語体)で書かれた詩

    (例)

    わたしは海の子

    海のかなたの

    国に帰ろう

   

 2 形式による分類

 (1)定型詩

    各行の音数や、各連の行数が決まっている詩

    (例)

    窓を開けたら 外は雪

    犬は喜び かけまわり

    猫はこたつで まるくなる

    まどをあけたら (音数7)

    そとはゆき (音数5)

    いぬはよろこび (音数7)

    かけまわり (音数5)

    ねこはこたつで (音数7)

    まるくなる (音数5)

 (2)自由詩

    音数や行数に決まりのない、自由な形の詩

    (例)

    窓を開けたら 外は銀世界

    犬は大喜びで かけまわり

    猫はこたつで まるくなってる

 (3)散文詩

    散文の形の中に詩的な感動を盛り込んだ詩

    (例)

    今日の朝窓を開けると 外は真っ白な銀世界だった

    犬はわんわん喜びの声をあげ 庭で季節はずれの大運動会

    猫はこたつに引越して まるくなって眠っている 

 3 内容による分類

 (1)叙情詩(じょじょうし)

     作者の心情や感動がうたわれた詩

    (例)

    今日の朝窓を開けると

    外は真っ白な銀世界だった

    僕の心も真っ白な銀世界になった

   

 (2)叙景詩

    自然の風景を中心にした感動がうたわれた詩

    (例)

    真っ白な空

    真っ白な庭

    真っ白な道

    真っ白な町

    今日は銀世界

 (3)叙事詩

    ある物事についての物語がうたわれた詩

    (例)

    メロスは走った

    困難に会った

    メロスはさらに走った

    また困難に会った

    メロスはさらにさらに走った

    またまた困難に会った

    メロスは走りきった

    どんな困難にも負けなかった

   

   

 

   

   

   

詩の表現方法

 1 「たとえ」で印象を強める方法

 (1)直喩(ちょくゆ)

    「ようだ」などを用い、たとえをはっきり示す。

    (例)

    琵琶湖

    海のように広い

    海のような

    琵琶湖は滋賀県の海

   

 (2)隠喩(いんゆ)

    「ようだ」などは用いず、たとえをそれとなく示す。

    (例)

    琵琶湖

    海のように広い

    海のような湖

    琵琶湖は滋賀県の

 (3)擬人法

    人でないものを人の心をもっているかのように表現する。

    (例)

    雨の日の帰り道

    いつも通る田んぼ道   

    カエルの歌声うれしそう

   

 2 強調する技法

 (1)対句法(ついくほう)

    構成が同じで、対応する語句を並べる。

    (例)

    青く    すみわたる  

    白く    輝く       校庭

    今日は絶好の

    雪合戦日和(びより)

    「青く」と「白く」は副詞、

    「すみわたる」と「輝く」は動詞、

    「空」と「校庭」は名詞です。

    2つの行は、

    「副詞」「動詞」「名詞」という同じ構成になっています。   

 (2)倒置法

    語順を普通とは逆にし、前に出した語を強調する。

    (例)

    プレゼントをお願いした サンタクロースに

    プレゼントをもらった    サンタクロースから

    本当にいたんだ      サンタクロースは

    3つの行はそれぞれ倒置されています。

    それぞれの行を普通の語順に直すと

    サンタクロースに プレゼントをお願いした

    サンタクロースから プレゼントをもらっら

    サンタクロースは 本当にいたんだ

    という詩になります。

 (3)反復法

    似た表現や同じ語句を繰り返す。

    (例)

    さいた さいた バラの花

    ならんだ ならんだ 赤、白、黄色、青色

    どのバラ見ても 美しい   

 (4)体言止め

    行の終わりを体言(名詞)で終わる。

    (例)

    青く    すみわたる  

    白く    輝く       校庭

    今日は絶好の

    雪合戦日和(びより)

   

    1行の終わりの「空」は体言(名詞)です。

    2行の終わりの「校庭」も体言(名詞)です。

 3 味わいを深める技法

 (1)省略法

    語句を省略して余韻(よいん)を残す。

    (例)

    希望はどこにある?

    僕の心の奥底に

    「僕の心の奥底にある」の「ある」が省略されている。

 (2)(いん)

    行のおわりや行のはじまりを同じ音にしてそろえる。

    (例)

    ーラ

    ーヒー

    コアが

    恋しい(いしい)

   

 (3)音数

    五七調・七語調など行の音数をそろえる。

    (例)

    夏におすすめ あつあつおでん

    冬もおすすめ あつあつおでん

    なつにおすすめ(音数が7)

    あつあつおでん(音数が7)

    ふゆもおすすめ(音数が7)

    あつあつおでん(音数が7)